手術を決意するまでの経緯
私はもともと不整脈の自覚はありました。思えば10年前ぐらいから時々、息が詰まるような感覚の後に、脈が飛び、脈拍が丸一日ぐらい乱れることがありました。
約24時間経てば脈が乱れる症状が消えるので、病院にも行かず、そのまま放っておいていました。
それとは別に、代々高血圧の家系だったこともあり、40歳を過ぎてから会社の近くのかかりつけの内科に隔月で通い、薬をいただいていました。
昨年の7月にそのかかりつけの病院に行く日に、たまたま不整脈になり、診察時にその乱れた脈に先生が気がつき、すぐ心電図検査をしていただいたのが、私が「心房細動」であることを知ったきっかけとなります。
診察の時に偶然にも脈が乱れ、心房細動であることが発覚したのは、本当にラッキーなことでした。
この心房細動の患者さんの約5割がその症状を自覚していないと聞いたことがあります。私はこのような診察時の偶然によって、自身が心房細動を患っていると気がつけたこと、そして心房細動が起こると心房の中の血液の流れに“淀み”が生じ血栓ができて脳梗塞などになってしまう可能性があるということを知れてラッキーだった思います。そしてその病院の看護師さんが、心臓は腎臓みたいに2つある臓器ではないし重要な臓器なので絶対に治療したほうが良いと、診察後の待合室まで出てきて真剣に説得してくれたことが、手術を決意することに繫がりました。
また、先生に「カテーテルアブレーションは2泊ぐらいで退院出来る手術だよ」と言われ、それなら仕事も長く休まなくて良さそうだなと思い、割と安易に決めてしまった面もあります(私は実際の入院期間は3泊4日でした)。
後日の診察で書いていただいた紹介状を携え、10月初旬に横浜の大病院の有名な先生の元へ行きました。
診察の前にその先生が病気や手術について説明するDVDを見せていただきました。手術のリスク、そして手術を受けないリスクなども説明されていて、やはり自身のことになると段々と怖くなっていきます。
そして遂に診察室へ呼ばれました。
その有名な先生はDVDと同様に様々なリスクをまず説明されて、その後、かかりつけの病院で取った心電図のデータを見てすぐに心房細動で間違いないでしょうと診断されて、私に手術を受けるか受けないか決めてくださいと仰いました。
私は手術を受ける覚悟で来ていたため、怖いながらも「ぜひ手術をしてください」と告げました。それから入院と手術の予約状況を確認し、2ヶ月後に決定。その後、1時間半ぐらいで血液検査や心電図、エコーやレントゲンの検査を次々と行い、最後に看護師さんから入院に関する全般的な説明を受けました。
手術のために鼠径部の剃毛が必要なことだったり、術後の8時間は手術で開けたカテーテル用の傷跡の止血の為にベットに拘束されることなど・・・、どれもが初めて聞くことばかりで不安がいっぱいになりました。
これが手術前に私がインターネットで貪るように色々と検索して調べるきっかけとなりました…。
このような経緯で、遂に私の人生初の入院と手術を受けることが決まったのでした。
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